大きな金幣芯(きんぺいしん)は何に使う?

大きな金幣芯(きんぺいしん)

http://item.rakuten.co.jp/omakase/c/0000000131/

金幣芯にも大小様々ありますが、今回の店長ブログは比較的大きな金幣芯の使い方について書いてみたいと思います。


大きな金幣芯としてはサイズで言うと、高さ40cm以上でしょうかね。

小さな金幣芯は高さ17.5cm以下ってところですかね。


大きな金幣芯は見応えがありますが、金幣芯が何なのかがわかっていないといけません。

御幣のような形をしているわけです。

というか御幣そのもので、神道御霊の御幣の金属版。

ただ、このギザギザ部分に意味があって、どこかで見たこともあるかもしれませんが、注連縄に付ける紙、そのことを紙垂(しで)といいますが、よく似ていますね。

ギザギザ・・・・時代をさかのぼって考えてみてください。

ノコギリの刃に似ていませんか?

刃(やいば)ですね、近づくな、ここから奥は神聖な場所。

もうお分かりだと思います。



そこで大きな金幣芯は中央にドンと構えるように置く。

神棚で祭る場合には、扉前などが多いし、階段前でも17.5cmのもので十分でしょう。

そうではなくて、神社や八足台に使うときには大きな金幣芯を置きます。

ともかく、誰が見てもドキッとしてしまうぐらいの迫力がありますよ。






金幣芯があるのだから銀弊芯もあるだろう?と思われる方・・・・あるんです。

おまかせ工房ではかつてそういう依頼がありました。

銀泊で作ります。



金幣芯は武将の陣屋にはあったそうですね。

時代物の撮影では稀ですが使うことがあります、きっと構成する人が詳しいのでしょう。

それと迫力。


金幣芯を扱う上で注意してほしい事としては、素手では触らないってことです。

大きい小さいは関係ない。

金幣の部分は触らない。


まぁ、こんな基本的なことはわざわざ書くまでもありませんね。

手脂がつくと酸化しやすい、金属ってそういうもんです。


今回は一本立ちの金幣芯ですが、三本立ちなど何種類かあります。

神社でじっくりご覧になってみるといいでしょう。

これがあるのと無いのでは、印象が随分違うはず。


金幣芯の置き方などでわからないときには店長に聞いてみてください。




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興味のある方は是非ご覧ください。

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