神座のある神棚

神座のある神棚

http://item.rakuten.co.jp/omakase/kamidana0663/

神座という場所、物を知らないと話が進まないので、簡単にいうなら神様のいるところ。

そういう場所のことを「依り代(よりしろ)」とも言います。


その神座には畳があって、八重畳を敷いてある。
と、ここまで書いてもピンとこない場合には、おそらく見たことがない人だと思います。
普通は見ませんね。

だいたい、神社でも奥の奥になる秘密の場所。


帳台をおいてそこへ祀ることもあります、丁寧言い方だと「御帳台(みちょうだい)」
こういうものは一般人には必要のないものなので、御帳台ってどんな形?という人もいることでしょう。

大きなものだと人間が座れます。
日本創生期物のドラマや映画などでは、天皇が座っているような四方囲まれて、布が被せてあるような入れ物。
正確には用語がつきますが、そんなことはとりあえず置いておいて、御帳台と八重畳とは切り離せないわけです。

今でも御帳台は使われていて、これも実物をそうそう見かけることもないように思う。


神座には八重畳は必要なものって覚えておくといいでしょう。



そこで、その神座、神坐とも書きますが、神棚で言うなら御札をいれる部分、社ですね。

そこが神座になるので、そこへ八重畳のような感じで「いぐさ」を使った敷物を使うことがある。


それがこの神棚。




何でいぐさなの?という方がいましたので、解説を兼ねて意味も書いておこうと思ったので、今回の店長ブログの構成になります。


八重畳ではありません、八重畳の意味風とでもいうんでしょうか。
縁はそれらしくしてある。


要するに、神坐であることを知っている人向けの箱型神殿ということです。

必ず必要というものでもないので、あーこういう神棚もあるんだな、という場合には、祭ってみるのもいいでしょう。



ついでに書いておくと、神座っていろいろあるわけです。

最初に見る機会があって、見かけたものが全てではありませんね。

神殿様式に左右されて、あっちの神殿とこっちの神殿で丸で違う神座の形をしていることもあります。

つまりは、そこに何を鎮座させるか・・・・・これに尽きるのではないでしょうか。







神座のある神棚・・・浜木綿箱宮
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興味のある方は是非ご覧ください。

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