氏神様と崇拝神社って何だろう?
言葉として「氏神様(うじがみさま)」「崇拝神社」と聞くことがあるかもしれませんが、一体これは何でしょうと聞かれます。
天照大御神だけではいかないか?とまぁこんな具合で、何だかわからないけどみんながしているから祀ってるみたいな、実に日本的です。
氏神って近くの神社ですよ、何かしらのお祭りなどで行くことがある、有名無名なんて関係なし。
大きな神社は良い神社なんて考え方はないです。
氏神って変な名前だ、、、と思う人はひらめきのある人なのかもしれません。
「氏(うじ)」って何よ・・・とくれば感心のある証拠かも。
氏ってファミリーです、家族、一族。
昔々は一族で暮らすことが多いから氏神。
その一族が神様だと祀ったから氏神。
でもって、今でも氏子(うじこ)という言葉が残っていると思いますが、子孫っていうか末裔というか「子」なわけです。
だから、氏神様で街の人達が参加する行事のときに「氏子総代(うじこそうだい)」って言いますね。
氏子総代はお年寄りがなることが多いです。
とはいうものの、今時、一族で住んでいる地域なんか珍しいと思うので、血縁関係とは無縁なんですが名残りってものは残ります。
それが氏神様。
崇拝神社っていうのは、読んで字の如し、「崇拝(すうはい)」ですよ。
私はここの神様を大切にしたいと思えるところが崇拝神社。
これは人それぞれの話でして、他人がとやかく言う話ではございません。
それと崇拝神社って一箇所である必要もなくて、何箇所あってもいいんです。
だから、訪れた先々で御札をもらってくる人は崇拝神社がいっぱい。
それでも一箇所、二箇所、多くて三箇所ぐらいでしょうかね。
そんなこんなで、伊勢神宮、氏神様、崇拝神社と三枚の御札を持っている人がとても多いわけです。
だから神棚には三社神殿が主流。
入れる順番、場所ってものが決まっていて、これは「神棚の祀り方」のページを読んでください。
画像の神棚は型としてはもっとも古い形の通し屋根三社です。
作りも何もかも昔のままの継承スタイル。
【神棚】通し屋根神殿三社(中)
http://item.rakuten.co.jp/omakase/kamidana0067/
興味のある方は是非ご覧ください。
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